お客様は神様なのかもしれないし悪魔なのかもしれない

最近、コンビニでやたらチョコミント商品が推されているような気がします。

大のチョコミント党の僕としては嬉しいかぎりですね。

個人的にはチョコミント味の小枝が美味しかったですね。

 

コンビニというと、僕は大学1年と2年の時にアルバイトをしておりました。

それが人生初のアルバイトでした。

生粋の人見知りなのに、よりによって接客業を選んでしまった僕。

勤めて最初の1週間は毎晩レジ打ちの夢を見ました。

 

大学週5、アルバイト週4、週休0日という謎のハードスケジュール

まぁそこまでハードなのは最初の半年くらいでしたが。

火事場のクソ力というか、人間そういう状況だとコンビニの仕事も何とかなるようになっていきました。

 

しかし、そんなある日ちょっとした事件が起きました。

僕はいつものようにレジでお客さんをさばいていました。

レジに来たのはガテン系のおじさん。

僕が普通にレジを打っていると突然おじさんは僕の胸ぐらを掴み、

 

「お前、目つき悪いなぁ!?」

 

と恐喝。言葉を失う僕。

それ以上は何も無くそのままお帰り頂けたので良かったですが、

スゲー恐かった。

 

後日。

誰がチクったのか知らないけど、副店長にその事が伝わっていたのです。

(余談ですが僕は副店長が凄く苦手でした。)

 

副「みついくん、お客様に胸ぐら掴まれたんだって?」

僕「…はい。」

副「…もうちょっと愛想良くしてね?」

僕「…はい。」

副「気をつけてね。」

 

副店長からフォローの言葉は一つも無く、注意のみでした。

 

もちろん僕にも非はあったと思います。

愛想は良いほうじゃないし、見ようによっちゃ目つきも悪いです。

ただ、この一件でわかったのは店側は僕を守ってはくれないという事。

理由の如何によっても店員の胸ぐらを掴む人間を「お客様」として扱うという事。

 

あれから10年近い年月が経ちましたが、接客業の根本は変わっていないような気がします。

どこまでいってもお客様は「神様」で、100円のガム一つしか買わなくても店員に対してどこまでも強く出ることが出来る。

 

店員さんというのはどうしても弱い立場にあります。

どうか出来るだけ優しくしてあげてください。

イヤホンで音楽等を聴いている方はレジにいく時、片方だけでも外すとかなり店員さんからの印象が良いです(レジあるある)。