ハードルが上がってるからこそ観てほしい「カメラを止めるな!」
今、いろんな意味で話題の映画「カメラを止めるな!」を観てきました。
どんな映画にも言える事ですが、この映画は特にネタバレ禁止にしたほうが良い映画なのでヒジョーに感想が書きにくいのですが、
ざっくりと書くと
前半は正直面白くないです。
中盤に「あー!そういう事!」ってなります。
後半になるとスゲー笑えます。
最後ちょっと泣けます。
これ以上は言わないほうが良いでしょう。
もしかしたらこれでさえ語りすぎなのかもしれませんね。
「カメラを止めるな!」は今、メディアやSNSでの評価がすごい高くて、
ハードルがめちゃくちゃ上がってしまっている状況です。
そういう状況というのは作品にとって基本的に不利に働く事が多いのですが、
「カメラを止めるな!」は前述した通り前半があんまり面白くないのです。
勿論、中盤以降のフリである為必要な時間なのですが。
それでも我慢が必要な作品です。「前半で席を立った」みたいなツイートを見た事もあります。
現状のようにハードルが上がっている事でその前半の退屈な時間も、
「この後、絶対に面白くなるに違いない」と観てくれるようになるんじゃないかな、と僕は思うのです。
だから、この作品に関してはハードルの高さが有利に働いてる面もあるのかもしれませんね。
新しい手法、新しい見せ方は幾つもあるのですが、別に小難しい作品でも何でもなくて寧ろ大衆娯楽のそれなので是非いろんな人に見て欲しいですね。
三谷幸喜氏の作品とか好きな人は特にハマりそう。
僕もオチを知った今の状態でもう1回観たいですねぇ。